2012 July

Paris

   
 
 

フランスのさくらんぼは大粒でジューシーで本当に美味しい。友人の田舎の家にはさくらんぼの木が何本もあるとかで、週末の度に沢山下さる。7月に入ると友人はずっと田舎の家に行ってしまうので、仕方なくマルシェで買うことに・・・。それにしても美しい、まるでルビーのよう。

 

Paris

 
 
 
7月はヴァカンス直前で皆パリに居るので、普段なかなか会えない友人と会う月間に。友人のドクターは奥さまが大変な日本食ファンで、日本酒も詳しい。日本で枡酒を飲んで以来「あの木のコップで・・・」とおっしゃるのでお土産に「枡」をプレゼント。ラッピングを考えるのも楽しい時間。

 

Paris

   
 
 

馬車の時代のままの街に車が溢れているのだから仕方が無いとはいえ、パリのパーキング事 情は本当にキビシイ。最近電気自動車のカーシェアリングシステム、「オートリブ」が本格的にパリ市内に導入されて、今までパーキングロットであったところ にズラッとこの車たちが並んでいる・・・。世界的カーデザイナーのセルジオ・ピニンファリーナのデザインでなかなか可愛らしい小さな車も、パーキングが無 い!という状況では何とも言えず。そんなことを思っているとピニンファリーナ、急逝のニュース。最後の仕事がこのオートリブのデザインなのかも知れない。

 

Paris

   
 
 

7月は本当に友人と会う機会が多い。皆さん「いつ出発?」という感じで、半ばにもなるとディナーがあるからその前のアペリ ティフで会いましょうか?と、お互い約束がいっぱいという状況に。サンジェルマンに住んでいると急に訪ねてくる友人も多く、アペリティフも数回、という日 も。そんな時自分でデザインした食器でちょっとしたおつまみを出す。どんなものも「作ってみよう」と言う環境に育った私は仕事以外でも「作る」事がやっぱり好き。

 

Paris

   
 
 

ようやく夏の帰国、懐かしい小物を整理する。主人がロマネスク教会の本を出版した関係で、フランス、スペインと数々の教会を訪れた。そんなときに一つずつ集めた小さなピンバッジ。子供の頃のスキー教室のバッジや、SAJの1級、SIAのゴールド・メダルなど、バッジのコレクションもまるでアルバムのよう。

 

Paris

   
 
 
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パリに行ったばかりの頃、ラ・バガジェリーのこのお財布がとても流行っていた。ヨーロッパの通貨もまだ統一されていなかったので、イタリアのリラや、イギリスのポンド、ギリシャのドラクマなど、分けて入れることが出来た。コインを入れ替えるたびに、ヨーロッパは国々が繋がっていてとても近いことになんだか驚いていた若かった私・・・。このお財布を見て懐かしい!と思う友人がたくさん居るはず。
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